20代男性です。友人の紹介で知り合った10歳上の女性でした。今この夏が終わる時期になると、彼女との思い出がよみがえってきます。元々、姉御気質な彼女は、私の生活に関して非常に親身になってアドバイスをしてくれたり、勿論将来のことについても真剣に考えてくれました。しかし、私自身は、彼女の好意がお節介と思うようになりました。そう、あの事件がきっかけです。彼女に内緒で退職したこの時期。理由は、彼女の友人でもある職場の上司によるパワハラですが、勿論彼女には言えず。その内、家にいる頻度が多くなった事に対して彼女は、不審に思い、職場に連絡。その結果、彼女が真実を知りました。その日は、記念日。彼女が真実を知っているとも知らずに、待ち合わせ場所に向かった私は、衝撃的な光景を目にしました。なんと、彼女と、例の上司が一緒にいたのです。これは、なんかのドラマなのか?と思うような嘘のような光景。そして、彼女は私に、「なぜ勝手に辞めたの?」と言い放ち、理由もなく、その場を去りました。そう、上司と一緒に。私は、頭の中がパニックになりながらも、すぐに電話し、事情を説明するも、彼女からは「もう無理」と言われ、記念日に破局。ここまでは、もしかしたらよく出てくる光景かもしれない。しかし、その後、真実を知りました。そう、彼女と上司は結婚前提でずっと付き合っていたものの、お互いの価値観を確かめるために、あえて距離を置くといった形で繋がっていたのです。それを知ったのは、そう復縁の話を持ち出した一年後です。どうしても、彼女の事が忘れる事ができなかった私は、彼女の自宅に記念日に向かいました。勿論、連絡を返してくれるわけでもなく、もはやストーカーとして間違われてもおかしくなかったくらい、彼女に夢中になってしまったのです。しかし、彼女からの返事も連絡もなく、私が知っている彼女はもうそこには住んでいなく、いわゆる音信不通です。それから5年たった今知った事実は、彼女のお腹には一人の生命が宿っていたのです。それが誰の子供なのか、そんな事を知らないまま、私は今、この文章を書いています。
復縁失敗。姉御肌な彼女が残した私へのプレゼント
